第6回・後半~待ってましたっ!!

第6回お稽古リポートの後編です。

お仕事が忙しくてずっと稽古にいらっしゃれなかった永久さんが、この日顔を見せてくださいました !
そして、師匠にうながされて、高座へ…。
落語歴の長い方ですから、私たちにとっては大先輩というか、
噺を聞かせていただくのがとても楽しみな方なのです。
ましてや、今回初めての稽古です。
メンバーから「よっ、待ってました!!」の声がかかりました !

花色木綿。楽しい噺です。
なんでもかんでも「裏は…」と言ってしまう調子のよさ・いい加減さに、
途中から麻薬のような可笑しさがこみ上げてきてしまいました。
終わるころには、もうすっかり、「裏は…」と自分が言いたくて。笑
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それにしても、永久さんは、高座ですぐできる噺をいくつもお持ちのようで、
すごいなぁ…と思います。そういうの、後輩としては、憧れですよね。
いくつも、は無理ですが、いずれ、5つくらいはできるようになりたいものです…。

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さて、この日のラストは屏風さんでした。
屏風さんの噺も、私は、今回初めて聞くことができました! ラッキー !
天災は、奥が深いというか、なんだか、聞き様によっては禅の話にもとれるような…。
楽しく聞きながら、考えさせられるところもある噺でした。
本番に向けて、仕上がりが楽しみです!!
(あとで、屏風さんが「私の番の時にも“待ってました”がほしかったなぁ~」とおっしゃっていたのが、ナイスでした。笑

今回の師匠のご指導で、とくに心に残ったのが、
「落ちは、ちゃんと相手に話してから、正面を向く」でした。
最後まできちんと演じて終える、ということでしょうか。
…思い返してみると、私なぞは、落ちを話している途中から、
正面向いて、したり顔になっていることが(苦笑)あったかも…
この教え、肝にめいじたいと思いました!!

(今回のお写真は、すべて当富さんが撮影してくださいました)

早千