第2回・いよいよ落語の稽古スタート !

11月某日、扇子っ子連の第2回目の稽古が行われました。

この日、落語をやったのは4名。
●三十一さん …青菜
●軽太さん …十徳
●早千 …枯木屋
●和歌女さん …猫の皿

私、早千が稽古場に着いた瞬間に、ちょうど三十一さんの噺が終わり、
残念ながら青菜は聞けませんでしたが、みなさん笑ってらっしゃいました。いい雰囲気です。

それにしても、さすが扇子っ子たち。今日、落語をやる番でない方も、ほぼ全員が集っています。熱心です。

たしかに、人の噺を聞くのも勉強になるし(何より面白いし)、その後の師匠のお話がまた勉強になります。

圓窓師匠の落語指南のスタイルは、噺を聞いた後に、寸評してくださり、さらに改良すべき点を指摘して、具体的に「こうするといい」と手本を示してくださいます。実にわかりやすいです。

言われている当人以外も、なるほど~と納得したり、ノートをとったり、こりゃ参加しなきゃソン!なわけです。

さて次は軽太さんの十徳。
おどろきました。いきなり全部演りきりました。
噺はすでに頭に入っているということですね。すごいなぁ~!

お次は私、早千。
三分の一くらいまで、演らせていただきました。
まだその先は覚えていません。

さて、予定ではここまででしたが、師匠がみんなを見まわして、
「他には? やりたい人いる?」と声をかけてくださいました。

そして指名されたのが、和歌女(わかめ)さんです。
彼女は、扇子っ子に新規加盟したメンバーで、この日、高座名を頂戴したばかり。

「えっ…ま、まだ覚えておりませんが…」とアセる和歌女さん。
「本を読みながらでいいから、やってごらん」とすすめる師匠。

そして…えらいですね。彼女、すぐに覚悟を決め、高座にのぼりました。
朗読ではありますが、落ちまでやって、
師匠にしっかりアドバイスをもらいました。

「いいね、いいね。みんなすぐにやる気になるから、話が早いよ」と笑顔の師匠。

扇子っ子、好スタートです!